今庄駅(1)

今庄駅全景(南から)

福井県の嶺北と嶺南を分ける木ノ芽峠の麓に位置する山間の小駅、北陸本線今庄駅。

現在は、普通電車と早朝の敦賀行き快速電車が停車する小さな駅になってしまいましたが、昭和37年6月に北陸トンネルが開通するまでは、今庄・敦賀間の山中峠越えに備えるための駅として全列車が停車する主要駅であり、駅の西側には今庄機関区がありました。

しかし、北陸トンネルが開通したことにより、峠越えの補機の基地であった今庄機関区の必要性が無くなり、衰退していったのが現在の姿です。

今でも、当時の名残のため構内が広く、機関区設備の一部が残存していることから、僅かですがかつての今庄駅繁栄の様子を窺い知ることができます。

さて、上の写真ですが、敦賀方から福井方に向かって撮影したものです。

左側が駅で、左端の1番線の下り貨物列車は、まだ到着したばかりで後部補機が付いています。
3番線に見えるのは、編成が短い旅客列車なので普通列車と思われます。

そして、右側が今庄機関区。
DF50形ディーゼル機関車が停車している三角屋根の施設が給炭施設で、この施設は屋根は撤去されていますが、現在も残されておりホームから見ることができます。